希望通りのペット対応メゾネット。新型コロナの影響でまずは別居婚に。

彩人さん（以下 彩）：僕たちが結婚したのは去年の４月。結婚が決まったのは、一昨年の12月でした。それからすぐにネットで新居探しを始めて、ブルーボックスさんのペット対応のメゾネット物件を見つけました。

奈央子さん（以下 奈）：見つけたのは、２ＬＤＫのらせん階段の物件でした。探し始めた時にはメゾネットは頭になかったのですが、間取りや写真を見て、新婚生活にぴったりだなと思ったんです。

• 彩：それで、実際に部屋を見せてもらおうと二人でブルーボックスさんへ。でも残念ながら、他の人に先を越されたらしく、その物件はすでに契約済みでした。代わりに担当の方が条件に合う物件を探して提案してくれました。
• 奈：そのうち３軒ほど内見させていただいて、一番良かったのがこの部屋でした。築浅でとてもきれいな部屋で、陽当りも良好。周りが住宅街なので治安も良さそうですし、目の前に公園があるのも気に入りました。
• 彩：メゾネットの物件を実際に見たのは始めてでしたが、すごく広く感じました。当時僕が住んでいた２ＤＫと比べて、部屋数が一つ多いだけなのに、広さ感がぜんぜん違うんですよ。階段があるせいかな？「こんなに使っていいの？」と気が引けるほどでした（笑）。
• 奈：持ち帰って検討しているうちに、また他の人に先を越されるといけないので、その場ですぐに決めました（笑）。

それからすぐにお引越しを？

• 彩：いえ、思っていた以上にスムーズに決まってしまったので、結婚予定の４月まで３ヶ月以上間が空いてしまったんです。入居を遅らせることはできないかと担当の方に相談したら、早得プラン※を利用して、入居日を3月にしてもらうことができました。
• 奈：ところがその後、もう一つ予定外のことが起こりまして…私が妊娠していることがわかったんですよ。ちょうど新型コロナの第３波が来ていた時期で、私は実家のある県外に住んでいたので、こんな時に妊婦を引越しさせるわけにはいかないと…。
• 彩：結局、彼女には出産まで実家で過ごしてもらって、一緒に住むのはその後にしようということになりました。でも、部屋は借りてしまったので、僕だけが３月に引越しを。それからは、僕がウイルスを持ち込まないように、会う回数を減らして、毎日ＬＩＮＥで連絡を取り合う別居婚状態になりました。

それは大変でしたね…。

• 奈：せっかく結婚したのに会えるのは２〜３ヶ月に一回。寂しかったですけど、こんなご時世だから仕方ないですね。
• 彩：その後も第４波、５波と続いた時期だったので、我慢するしかありませんでした。その後、９月に子供が生まれて、二人がこの部屋に来たのが11月。それまで半年以上の間は、この広い部屋で一人暮らしでした（笑）。
• 奈：でも、途中でベイフを預かってもらったんだよね。
• 彩：あ、そうそう。ベイフはもともと彼女の愛犬なんですが、出産の少し前にこっちで預かることにしたんですよ。だから３ヶ月ぐらいは、ワンコと二人暮らしでしたね（笑）。

趣味のＤＩＹで収納スペースを増設。理想の部屋づくりはまだまだこれから。

• 奈：ベイフは、結婚前に私が一人暮らしをしていた時から飼っているんです。出産予定日が近くなって実家に帰る時に、一緒に連れていくよりも、新居に慣れてもらった方がいいと思ったので、彼に預けることにしました。
• 彩：僕の実家でも犬を飼っていたので、扱いは慣れているんです。ベイフは人見知りをしないし、以前から僕にも懐いていたので問題ありませんでした。この家にもすぐに慣れました。
• 奈：今でも、ベイフは彼の寝室で寝ているんですよ（笑）。
• 彩：そうなんです。僕とベイフは二人暮らしの時のまま、２階の北側の部屋で寝ています。南東側の陽当りのいい部屋を、彼女と旺右の寝室にしました。

新居の住み心地はいかがですか？

• 彩：とても住みやすいですよ。僕は実家も２階建てだったので、階段がある生活がしっくりくるのかもしれません。ただ忘れ物をした時などは、２階まで取りに戻るのが少し面倒かも。玄関を出てから上着を取りに戻ったり、会社のIDカードがないことに気づいたり、そういうことがよくあるんですよ（笑）。
• 奈：私は階段のある生活が初めてで、正直まだ慣れないんです。階段の角度もけっこう急なので、子供を抱いて上り下りする時にはちょっと怖いなと思ったり…そのうちに慣れるとは思うんですが。
• 彩：ベイフも階段は苦手みたいです。最初の２〜３段は上るんですが、そこから上には絶対に行こうとしません。落ちる心配がないのでその方が安心ですけどね（笑）。
• 奈：でも、彼が夜遅い時間に帰ってきた時には、メゾネットはすごくありがたいです。２階で子供を寝かしつけておけば、帰った時の物音で起こしてしまう心配がありません。彼を待っている間も、気兼ねなく家事ができます。
• 彩：仕事の都合で、帰りが深夜になることも多いので、子供が同じ階で寝ていたら、今のように気楽には過ごせないでしょうね。帰ってから寝顔を見に行けないのはちょっと残念ですけど（笑）。
• 奈：子供の顔を見るのは翌朝まで我慢してもらっているんです。そんな時間にもし起こしてしまったら後が大変なので（笑）。

収納についてはいかがでしょうか？

• 奈：備え付けのクローゼットだけだとちょっと足りないですね。二人とも服や靴が好きで、数が多い方だと思うので…。
• 彩：足りない分は、ハンガーラックや棚を自作して、収納場所を増やしています。彼女の寝室は、増設したハンガーにたくさんの服がかかっていて、ショップみたいな雰囲気になっているんですよ。
• 奈：彼がＤＩＹが好きで、いろいろと工夫をしてくれているんです。本当は部屋のコーディネートもしたいんですが、育児に追われてなかなか実行に移せません…。
• 彩：家具もお互いが持ち寄ったもので済ませている状態なので、そのうちにちゃんと部屋に合うものを選んで統一感のある部屋にしたいですね。

コロナ禍という特別な状況の中、紆余曲折を経てようやくスタートした吉田さんご夫妻の新婚生活。当初の予定とは少し違う形になりましたが、愛児と愛犬に癒やされながら、忙しくも幸せな日々を満喫されているお二人でした。