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欠陥住宅ハウスメーカーランキングって本当?
「欠陥住宅ハウスメーカーランキング」によく挙げられる5社について、調査しました。
どのような点が「やめとけ」といわれる理由なのか、実際の口コミをもとに紹介します。
大和ハウス
大和ハウスは、高品質な住宅建築と豊富な販売実績を誇る、大手ハウスメーカーです。
断熱性能の高い「XEVOΣ(シーヴォシグマ)」や、地震に強い木造住宅「XEVOGrandWood(シーヴォグランウッド)」など、性能の高さを打ち出した住宅シリーズを手掛けています。
高い技術力と実績に定評のある大和ハウスですが、施工ミスや営業担当者の対応に不満を持つ声がみられました。
例えば以下のような口コミです。
住宅の施工は複雑であり、確認したいことや疑問点がたくさん出てくるものです。
このような時に真摯に対応してもらえない、信頼できない相手とは、スムーズに家づくりを進めていくのは難しいでしょう。
初めて来店した時、従業員の皆さんがとても感じが良く丁寧に対応してくれました。 去年に建築をお願いしまして作りもとても綺麗で仕上がっていまして、大和ハウスさんに作って頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
引用:Googleの評判・口コミ
一方で、正反対の良い口コミも寄せられています。
このように、同じ会社でも正反対の口コミがみられることから、担当者の質はケースバイケースであり、相性や資質を見極めることが重要といえそうです。
積水ハウス
1960年創業の積水ハウスは、信頼と実績に裏付けされた確かなブランド力が魅力のハウスメーカーです。
耐震性に優れた「シャーウッド」や、邸宅自由設計など、知名度の高い住宅シリーズが人気を集めています。
積水ハウスに対する悪い口コミは、サポート体制や対応に対するものが多くみられました。
例えば、雨漏りが発生して修理費用が高額になったという、こちらの口コミ。
保証期間によっては瑕疵担保責任による保証や、積水ハウスの30年保証で対応してもらえる可能性があります。
しかし、保証内容や期間によっては実費での対応になることもあるので、契約時によく確認しておく必要があります。
一方で、積水ハウスの施工に満足し、長年問題なく暮らしているという肯定的な口コミも多く、性能の高さを評価する声がみられました。
住宅の耐久性は、地域の気候や立地による影響も大きく、経年劣化の程度も様々です。
口コミを参考にする際は、そのことを念頭に入れておく必要があるかもしれません。
一条工務店
一条工務店では、「家は性能」というキャッチコピーを掲げています。
高断熱・高気密を追求した住宅や、省エネ性能や快適性を重視した家づくりを行っています。
一条工務店の特徴は、性能とコスト削減を両立させるために「自社一貫体制」をとっていることです。
そのため、一軒ごとの差が少なく、標準設備や外観が「似てる」「ださい」といった声が多くみられました。
一方で、規格が決まっていることで、施工不良が起こりにくい点を評価する口コミもあります。
デザインは個人の好みによる部分も大きいため、住宅に何を求めるのかで評価するポイントは変わってくるでしょう。
セキスイハイム
セキスイハイムは、積水化学グループの住宅部門の名称であり、名前が似ている「積水ハウス」とは別会社です。
太陽光発電や住宅エコを積極的に推進しているのが特徴で、環境に配慮した省エネ住宅を得意としています。
セキスイハイムでは、担当者の対応の悪さに対する口コミが目立ちました。
なぜ不必要な工事を勧めるかというと、インセンティブによる報酬を得るためという可能性が考えられます。
施工内容に疑問がある時には、第三者に判断してもらうことも重要です。
一方で、セキスイハイムが得意とする省エネ住宅に対しては、好意的な意見が多くみられました。
へーベルハウス
へーベルハウスは鉄骨造の住宅に強みがあるハウスメーカーです。
壁や床には自社開発の建材を使用しており、通称「へーベル板」とも呼ばれています。
正式には「ALC(軽量気泡コンクリート)」といい、断熱・調湿・耐久性に優れているのが特徴です。
その分建築費が高額になりやすく、「手が出ない」という口コミが多くみられました。
へーベルハウスの坪単価は70.5万~122.7万円 (当サイト調べ)です。
大手ハウスメーカーの中でも金額が高く、ハイグレード帯のメーカーに属します。
しかし、価格に見合った価値があると評価する声も多く、品質に対するコストと考える施主も多いようです。
やめた方がいいハウスメーカーの特徴一覧
やめた方がいいハウスメーカーの特徴を3つ紹介します。
営業の対応が強引
営業マンが「何でもできます」「大丈夫です」と強引に契約を進めるハウスメーカーは要注意です。
担当者に言われるままに契約してしまうと、結局予算オーバーしたり、希望通りの家にならなかったりといったトラブルにつながる恐れがあります。
できること、できないことを丁寧に説明してくれる担当者を選ぶことが重要です。
施工ミスが多い
頻繁に施工ミスが発生しているハウスメーカーは、当然避けるべきです。
施工不良が起きると、住宅寿命にも影響を与え、修理費用の負担が大きくなる可能性があります。
まず、過去に報道された不祥事や、その後の対応をチェックし、安心して家づくりを任せられるか見極めましょう。
同時に、口コミを確認したり、相談カウンター等で評判を聞いてみたりすることも客観的な判断をする助けになります。
経営状況が不安定
経営状態が悪いハウスメーカーに依頼すると、家を建てた後に倒産するリスクがあり、保証やアフターサービスが受けられなくなることがあります。
大幅な値引きを提案してきたり、強引に契約を迫ってきたりする会社には、特に注意が必要です。
大手ハウスメーカーによる不祥事
報道や公式で発表されたハウスメーカーの不祥事をまとめました。
アキュラホームの不適合施工
2012年6月、国土交通省はアキュラホームが名古屋市で施工した準耐火木造住宅について、認定された仕様とは異なる不適合な施工が行われていたと発表しました。
他にも383件の住宅で、同様の問題がある可能性が指摘され、調査が命じられました。
住友林業の不適合施工
2012年8月、国土交通省は、住友林業が建築した準耐火建築物について、不適合施工を行っている可能性があると発表しました。
建築基準法に違反している恐れのある住宅は、3524軒に及ぶとされました。
指摘を受けた住友林業側は、検査機関による性能評価試験を実施し、今後は国交省の認定を受けられるように再発防止に努めていくとしています。
三井ホームの不適合施工
2012年9月、国土交通省は、三井ホームが施工した木造準耐火住宅で不適合な施工があったと発表しました。
41都道府県の2,942軒の住宅で、石膏ボードを止めるネジが認定仕様とは異なる不適合があったというものです。
国交省は、関係する自治体に疑いのある物件の調査と、違反があった場合には是正措置を講じるように指示しました。
積水ハウスの資格偽造問題
2012年12月、神奈川県警は、積水ハウスの元社員が一級建築士免許を偽造し、不正な業務を行っていたと発表しました。
関東周辺の住宅やアパートを中心に760件の設計に関与した元社員は、積水ハウスを懲戒免職された後、書類送検されています。
積水ハウス側は元社員の書類送検を受け、内部のチェック体制を強化していくことを発表しました。
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やめた方がいいハウスメーカーに関連する質問
やめた方がいいハウスメーカーに関連する質問を紹介します。