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住宅ローンが払えないとどうなる?銀行に相談する以外の手段や住み続ける方法を解説

収入の減少、不測の事態などによって、月々の住宅ローン返済が払えなくなるリスクは誰にでもあります。

しかし、住宅ローンを滞納したままにすると、半年~1年で競売・立ち退きになってしまう場合も。

この記事では、住宅ローンが払えないときにどうするべきか、できるだけ損をせず任意売却をするにはどうしたらよいかをお伝えいたします。

ぜひ参考にしてみてください。

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目次

住宅ローンが払えないとどうなるか

まずは、住宅ローンが払えないとどうなるのか確認しましょう。

3ヶ月以上滞納すると7年間ほど借入れ不可に

住宅ローンを滞納するとローンを借りている銀行から督促状が届きます。

そのまま3か月以上滞納を続けてしまうと信用情報機関に掲載されてしまい、7年間ほど金融機関からの借入れなどができなくなってしまいます。

また「期限の利益の喪失」という通知も滞納3か月で届き、住宅ローン残高を一括して支払う請求が来ることになります。

住宅ローンの滞納は最初から対処していかないと事態はどんどん悪化してしまうでしょう。

最悪の場合、競売・立ち退きになる可能性も

自分で不動産を売却する、
利息を払って一時的に支払い期間を延ばす条件変更(リスケ)を銀行に相談する、

といった対策をしないで住宅ローンを滞納したままにすると、自宅を競売にかけられてしまいます。

競売とは裁判所が強制的に不動産を売却すること。
主に不動産業者が買うことになり、売却価格は市場の7割ほどまで安くなってしまいます。

さらに、物件情報がネットや新聞に公開されるため、親戚や近所に知られてしまう可能性もでてきます。

競売に向けて裁判所から不動産鑑定士などが強制的に自宅に来るため、家族にもつらい思いをさせるかもしれません。

競売で売られたあとは所有権がなくなるため、退去・立ち退きとなります。

住宅ローンの滞納から1年以内にここまで起きてしまうのです。

住宅ローンが払えない場合は競売の前に任意売却を

住宅ローンが支払えないと分かったら、できるだけ早く対処を始めるべきです。

通常の売却ができるならば価格的には一番よいですが、何か月も要する場合があります。

住宅ローンが支払えない事情は人それぞれですし、時間的にも余裕がない人も多いでしょう。

それでも何もせず競売にかけるよりは、任意売却をぜひ検討してみてください。

条件変更(リスケ)より任意売却がおすすめ

任意売却ではなく条件変更(リスケジュール)も手段ではあります。

一定期間支払い額を少なくすることで住宅ローンを支払い続けられるように銀行と相談ができます。

住宅ローン返済の厳しい期間が一時的だと見通せている人には有効でしょう。

ただし支払い額を減らしている期間は元本ではなく利子を支払うことになり、支払い総額は増えてしまいます。

根本的な解決にはならない手段であることは注意が必要です。

住宅ローンが払えず任意売却をする方法

住宅ローンが支払えず時間的にも条件的にも任意売却を検討している方に、任意売却を行う方法をお伝えします。

①債権者の同意を取る

任意売却をするためには債権者の同意が必要です。

滞納3か月で期限の利益を喪失すると、債権者が銀行から保証会社に変わります。

また連帯保証人の同意も必要となります。

任意売却のハードルは債権者たちの同意が取れないと進められない点にあります。

②不動産会社に依頼

任意売却をする際は不動産会社に依頼しましょう。

保証会社などの金融機関と交渉が発生しますし、債権者の同意を取るときも専門家のサポートが有効かもしれません。

全て一人で行うことが時間的にも厳しいため不動産会社を上手く使う必要があります。

住宅ローンが払えないときはリースバックもおすすめ

住宅ローンが支払えず任意売却をするけれど、子供が同じ学校に通い続けるために引っ越しを避けたい方や、長年住んだ家を手放したくない気持ちもありますよね。

実は任意売却後も同じ家に住み続けられるリースバックという金融サービスがあります。

運営会社が多数ある正当なサービスです。

リースバックすれば自宅を売却しても住み続けられる

リースバックとは、自宅を売って現金化しつつ、賃貸に切り替えることで住み続けることができる仕組みのサービスです。

まずは持ち家を売ることで、数日〜数週間で売却資金が振り込まれます。
そのあとは売り先の会社をオーナーとして賃貸借契約を交わします。

先にまとまった資金を手に入れておき、当面のお金の問題を解決した上で、家賃を払うことでいまの生活を続けます。

「毎月の家賃<月々の住宅ローン返済額」となれば毎月の負担は減りますし、引っ越しの負担もありません。

個人だけでなく法人も活用する人気の仕組みと言えます。

リースバックで少しでも高く売るなら一括査定

リースバックの注意点としては、1千万円を超える契約ですので買い取り業者によって100万円以上の差が出てしまうことです。

同じ家なわけですから少しでも高く売りたいですよね。

自分で何社も見積もりを取って比べていると手間と時間がかかってしまいますので、一括査定サービスはおすすめできます。

一度で複数の業者から査定を出してもらい、最高金額を選ぶだけでも大きな違いが生まれますよね。

リースバックの一括査定サービスには不動産業者が運営している「家つぐ」があります。

家の売主は担当者1人と話すのみで、あとは家つぐ側が最大で10社から見積もりを取り、最高金額が提示されるのを待つのみ。

作業的な負担も少なく売却を進められるメリットがあります。

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まとめ

住宅ローンが支払えない場合は競売にかけられる前に行動すべきです。

競売は条件的にも不利で家族や知人にも嫌な思いをさせるかもしれません。

支払える見通しが立たなければできるだけ早く売却の検討を始めることをおすすめします。

任意売却をした後も同じ家に住み続けられるリースバックならば住宅ローンの問題も知られないまま解決できるかもしれません。

ぜひ確認してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

これまで100社以上の不動産サービスについて紹介・解説してきました。編集部は宅建士や、不動産メディア運営に5年以上携わるメンバーで構成されています。誠実で正確な情報発信を心がけています。

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