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東宝ハウスの売却仲介はやばい?評判や囲い込みについて調査

目次

東宝ハウスとは?

東宝ハウスは、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県にグループ会社を持つ中堅不動産会社です。

不動産売買や仲介のほかに、不動産経営コンサルタント業、総合経理代行業、システムインテグレーション業も行っています。

映画会社の東宝とは無関係です。

会社名

株式会社東宝ハウスホールディングス

本社所在地

東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル29F

設立

1976年2月4日

従業員数

641名(グループ全体、2023年11月現在)

代表者

佐井川 稔

東宝ハウスのメリット・強み

東宝ハウスには以下のようなメリットや強みがあります。

取り扱い件数が多く実績がある

東宝ハウスは、不動産仲介の取扱高で12位(公益財団法人不動産流通推進センターの統計)と実績も問題ありません。

大手不動産会社と比べると店舗数が少ないので、近くに店舗があるかどうかは事前に確認しましょう。

店舗が近くにない場合や大手不動産会社の査定価格も気になるという方には、「すまいValue」がおすすめです。

すまいValueは三菱地所、住友不動産販売、小田急不動産、東急リバブル、野村不動産、三井不動産の大手6社で運営されています。

取扱高、仲介件数、店舗数の実績が豊富な大手不動産会社の査定価格だけを比較したいという場合にも便利なサービスです。

簡単な項目を選んでいくだけで、60秒で無料一括査定ができるのでぜひチェックしてみてください。

SUUMOを使って営業活動してくれる

物件が早く高く売れるかどうかは、不動産会社の営業活動に大きく左右されます。

東宝ハウスはSUUMOをはじめとする不動産ポータルサイトを使って、スピーディで効果的な営業活動を行っています。

掲載する写真やコメントのクオリティを上げて高い集客力を誇っているので、売れる可能性が高いことが期待できます。

相続による売却も相談できる

東宝ハウスでは相続による売却を希望する顧客の相談にも対応しています。

相続における財産分与、税金、家族信託、後見人制度などに深い知識を持つ専門職の社員がいるだけでなく、税理士とも業務提携しています。

売却後の税金対策が気になる顧客にとっては大きなメリットです。

売却価格をシミュレーションできる

東宝ハウスの公式サイトでは、「売却体験オープンシミュレータ」を使って、あらかじめおおまかな売却価格を知ることができます。

また、査定のほかに買い替え相談(税理士無料相談等)、支払いの相談(リースバック等)、相続の相談(家族信託等)もできるので便利です。

入力した情報が公開されることはないので、複数社から連絡が来る心配はありません。

ただし、東京・神奈川・千葉・埼玉エリア以外の物件を査定することはできないので注意が必要です。

東宝ハウスのデメリット・弱み

一方で、東宝ハウスのデメリットや弱みとして以下の点が挙げられます。

営業エリアが限られている

東宝ハウスは営業エリアが首都圏に限定されています。

ほかの道府県には営業所がないため、地方で売買したい人には不便でしょう。

仲介手数料の値引きがない

最近は仲介手数料無料や半額相当の不動産会社もありますが、東宝ハウスは基本的に仲介手数料の値引きは行っていないようです。

首都圏の物件は価格が高い上に、仲介手数料の値引きもないので、コストが割高なのがデメリットです。

知名度が低くランキングでも評価が低い

東宝ハウスはほかの大手不動産会社に比べると知名度は低いです。

首都圏限定であるため、地方の人にはあまり知られていないのが原因と思われます。

オリコンの顧客満足度調査でも、評価項目別ランキングで全てベストテン圏外という評価です。

ランキングを参考にする人にとっては不安があるかもしれません。

ただし、地域別ランキングでは首都圏でベストテン入りしています。

ホールディングス制で会社のレベルに差がある

東宝ハウスはホールディングス(持ち株会社)制で、傘下に東宝ハウス品川などのグループ会社があります。

各社の経営は独立していて社長も異なるので、会社によってレベルに差があるのは否めません。

東宝ハウスの評判・口コミ

東宝ハウスの評判について、X(旧Twitter)を見ると、以下のような口コミが投稿されています。

東宝ハウスは不動産ポータルサイトで営業活動を展開していますが、写真などのセンスの良さを評価するコメントがあります。

東宝ハウスの客付けの良さに関する投稿も多く、同業者に感謝されているのは特筆すべきポイントです。

売主にとって早く買主が見つかるのは大きな魅力でしょう。

一方で、悪い口コミは少ないですが、電話応対に関する苦情がいくつか見られます。

売主としては、営業担当者から電話があれば買主が見つかったのかと期待するので、対応が悪いと余計に腹が立つのかもしれません。

電話応対を除けば、東宝ハウスの口コミにおける評判は総じて上々といえるでしょう。

また、営業所ごとの口コミが気になる場合は、Xで「東宝ハウス○○」と地域名を入力して検索すれば確認することができます。

東宝ハウスはこんな人におすすめ

東宝ハウスを利用するのがおすすめなのは、以下のような人です。

首都圏で不動産売買したい人

東宝ハウスは首都圏を地盤としているため、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県で不動産を売買したい人に向いています。

東京をはじめ首都圏の物件は買いたい(住みたい)人が多いため、賃貸した後の出口戦略(売却)を考えるうえでも、買手が見つかりやすいというメリットがあります。

なるべき早く売却したい人

東宝ハウスは店頭や公式サイトで物件を紹介するほか、不動産ポータルサイトに掲載するなど積極的な営業活動を行っており、スピーディな売却が可能です。

現金化を急ぐ場合、不動産会社に買い取ってもらう方法もありますが、売却に比べて買取価格が安くなります。

早めに高く売却したい人には、東宝ハウスは有力な選択肢の1つです。

住みながら自宅を売却したい人

資金が必要だが自宅に愛着があって、売却後も住みたいという人もいるでしょう。

東宝ハウスでは住みながら自宅を売却できる「リースバック」も取り扱っています。

東宝ハウスに売却し、買取代金を受け取った後も家賃(リース料)を毎月支払って住み続けることができます。

東宝ハウスのQ&A

東宝ハウスのQ&Aを紹介します。

東宝ハウスの仲介手数料は?

東宝ハウスの仲介手数料は、売買の場合「売買価格×3%+6万円+消費税」で算出された金額です。

売買価格3,000万円の場合、「3,000万円×3%+6万円×1.1=105万6,000円」となります。

明確な値引きの制度はありませんが、個別相談で交渉の余地はあるようです。

東宝ハウスが囲い込みをするって本当?

売主と買主の両方から仲介手数料をもらうために、意図的に他社への物件紹介を断るのが「囲い込み」という手法です。

東宝ハウスは囲い込みを行えないシステムを導入しています。

東宝ハウスでは媒介する物件の1つ1つに専用メールアドレスを作成し、他社で内見依頼や購入申し込みがあった場合に、顧客と営業担当者の双方へ連絡が届く仕組みになっています。

したがって、囲い込みという手法は使えないようになっています。

東宝ハウスが囲い込みをするというのは噂だけと考えて良さそうです。

また、中堅ではSRE不動産が囲い込みをしない不動産会社として知られています。

複数社を比較検討するならSRE不動産を入れるのも良いでしょう。

高預かりはしている?

囲い込みと並んで気をつけなければいけないのが、査定の際に適正価格よりも高い価格を提示して専任媒介契約を結ぶ「高預かり」という手法です。

相場よりも高い価格で売りに出されるため、なかなか買主が見つからず、結局値下げして売却することになり、顧客が損失を被るというケースがあります。

東宝ハウスでは高預かりも厳しく禁じているので安心です。

東宝ハウスは囲い込みや高預かりをしないことが、悪い口コミが少ない理由かもしれません。

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この記事を書いた人

これまで100社以上の不動産サービスについて紹介・解説してきました。編集部は宅建士や、不動産メディア運営に5年以上携わるメンバーで構成されています。誠実で正確な情報発信を心がけています。

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