お部屋コーデをされた
オーナー様にお話を伺いました。
- 当時、周辺には新築物件やリフォームなどで設備投資された物件が増え、私の物件に好んで住んで頂ける入居者が減少している事は肌で感じていました。また同時に、ブルーボックスさんのご担当者からも「この物件の家賃を新築当時に戻すのは現状では困難です。さらにこのままでは家賃を下げることで競争力を上げるしかありません。ですがそれは、入居者のモラル低下や健全なアパート経営に支障をきたす場合があります。」と耳障りの悪い話を受けました。
- しかしながら、アパート経営の肝となる家賃が減少してきており、わかってはいるものの、なかなか設備投資に踏み切れませんでした。ただ、これが現実であり、アパート経営を営むオーナーとして、ローン返済と固定資産税などの諸費用ばかりを見ていてはいけない、「収入がこれ以上、下がるわけにはいかない。元に戻ることはなくても、下がる事をくい止めればよい」と一念発起し、物件をお部屋コーデにするため45万円ほどの投資をしました。お部屋コーデは以前ブルーボックスさんのご担当者から「今入居者が求める部屋はこういう部屋です」と伺っていたので…。
- この事が功を奏して、今までは空室に入居が決まるまで半年以上を要していましたが、このお部屋コーデの部屋は、リフォーム工事期間約1ヶ月を含めても、1.5ヶ月ほどで入居が決まりました。家賃も以前の入居者から頂いていた時より4千円も高く頂けることになりました。空室期間の家賃収入0円を考えると、投資して本当に良かったと実感しています。
- 正直、ここまでしなければならないのかと思うところもありますが、アパート経営をする身とすれば、私の物件はお金を稼ぐ唯一の商品です。商品が他のオーナーさんの物件に負けていても、築年数などで勝る事は難しいかもしれませんが、リフォーム次第で同等の価値には出来ると自信がつきました。今後、空室になった時は可能な限り投資をして、私の商品を磨き続けたいと思いました。