HowMa(ハウマ)は、不動産テック企業コラビットが運営する不動産査定サイトです。
1億件以上の取引データ分析から結果を算出するAI査定だけでなく、そこに「不動産会社の強み(=物件のエリアや個性といった事情を反映できる)」を組み合わせたコラボ査定も可能です。
HowMaと提携する不動産会社は6463社、物件登録数は136,589件にものぼります。
このページでは、そんなHowMaの評判やメリデメ、査定の流れや運営会社についてまとめています。
HowMa(ハウマ)のメリット6選
HowMaは、不動産のプロとAIのコラボ査定ができるサービスです。
簡単に手続きができるのはもちろん、利用することで実に多くのメリットが得られます。
ここでは、HowMaのメリット6選
- 2つの価格を可視化したコラボ査定
- 戦略的な売却活動が可能
- コンシェルジュへの無料相談
- 信頼できる不動産会社が選択可能
- データや最新情報が確認できるシステム
- 全国どこの物件でも即座に査定ができる
について、それぞれ説明していきます。
HowMaのメリット1. 2つの価格を可視化したコラボ査定
HowMaのAI技術+不動産会社のプロによる、チャレンジ価格と安全価格の2つの価格を算出する「コラボ査定」を提供しています。
チャレンジ価格は、約1割の確率で売れると推定される近隣より高い価格のことで、高額売却の確率が上げられます。
安全価格は、約9割の確率で売れると推定される、早期売却の確率が上げられる価格です。
2つの価格を比較することで相場もわかり、目的に合った納得できる売却が目指せます。
HowMaのメリット2.戦略的な売却活動が可能
AIの査定と不動産会社のプロ目線の査定を組み合わせることで、査定の信頼性が高まります。
HowMaには1億件を超える不動産の取引データを扱えるという強みがあったうえで、そこに物件の良し悪しの肌感覚や経験など、人間の目線を反映させられます。
AIと不動産会社のプロとのそれぞれの強みを活かしたコラボ査定で、戦略的かつスムーズな売却活動が実現しやすくなるんです。
HowMaのメリット3.コンシェルジュへの無料相談
不動産売却のセカンドオピニオンとして、コンシェルジュに無料相談ができます。
コラボ査定の利用者を対象とした、初めて不動産を売却する人も安心できるサービスです。
不動産売却や活用方法など、第三者の立場からしっかりとサポートしてくれます。
HowMaのメリット4.信頼できる不動産会社が選択可能
HowMaは、地域密着型や売却実績が多い実力派など、信頼できる不動産会社と提携しているので、経験豊富なプロによる、肌感の高い査定が受けられます。
コラボ査定では、地域に詳しい提携会社が表示され、最大6社まで選択できます。
HowMaのメリット5.データや最新情報が確認できるシステム
AIが常に最新の相場情報などを収集し、査定金額に変動がある場合にはメールやLINEで知らせてくれます。
また、周辺の取引事例や査定金額の推移グラフなど、マイページやお知らせメールで確認できるシステムを導入しています。
登録した物件はもちろん、近隣の不動産価格など、さまざまな情報が確認できるところもメリットです。
HowMaのメリット6.全国どこの物件でも即座に査定ができる
HowMaのAI査定の強みは、全国の戸建てもマンションも土地も即座に査定ができることです。
査定実績数は3,153件(2023年6月〜2023年5月末時点)であり、サービス提供開始から11ヶ月で3,000件を突破。
以下のような大手企業もHowMaのAI査定を活用しています。
- パナソニック
- 野村證券
- みずほ銀行
- ソニー銀行
- 中央電力
- 東急リバブル
- 住友不動産販売 ほか多数
HowMaの精度の信頼性がわかる実績です。
HowMa(ハウマ)のデメリット3選
HowMaは、利用することで多くのメリットが得られる一方で、デメリットや注意点もあるため理解しておく必要があります。
ここでは、HowMaのデメリット3選
- 対応できない物件もある
- 弁護士や税理士への無料相談は対応していない
- AI査定の精度は発展途上
について、それぞれ説明していきます。
HowMaのデメリット1.対応できない物件もある
HowMaは、全ての物件の査定に対応しているわけではありません。
投資用一棟アパートや商業ビルなどの収益用不動産、農地、リースバックには対応していないことを理解しておきましょう。
HowMaのデメリット2.弁護士や税理士への無料相談は未対応
無料相談できるのは、不動産売却や活用方法についてサポートをしてくれるコンシェルジュのみです。
法に関わる内容や税関係の相談をしたい場合には、対応可能な他のサービスを利用する必要があります。
弁護士や税理士への無料相談には対応していないことも、頭に入れておきましょう。
HowMaのデメリット3.AI査定の精度は発展途上
AIにとって最重要項目はデータの量になります。
HowMaをはじめAIによる査定は、現状では「レインズ」が使えないため精度は発展途上のようです。
(レインズ…不動産事業者の大半が利用する不動産情報データベース。売却の成約価格はレインズにしか掲載されていない)
AI査定にはメリットもありますが、ざっくりとした相場感を掴むものであり、一定の限界があることは認識しておきましょう。
ただ、HowMaにはAI査定だけでなくコラボ査定があります。
不動産会社の査定による、成約事例・物件エリアの事情・物件の個性などを反映した査定価格が分かるので、このデメリットは解消できるでしょう。
HowMa(ハウマ)の評判・口コミまとめ
HowMaのサービス内容を知るには、利用者の声を参考にするのがおすすめです。
実際に査定依頼をした人からは、次のような評判・口コミが寄せられています。
不動産業界では珍しいエンドユーザーの見方企業。無料で自宅の査定ができる。売るときの面倒なやり取りも集約してくれる。
売却時の手間や時間を省けるのは、スムーズに売却するには重要なポイントです。
早く確実に売却したい人にとっては、おすすめのサービスだと言えます。
不動産の査定を依頼すると、その後の売却する意思の確認などフォローが電話や訪問で厳しくなる印象があります。しかしこの業者は見積もりをネット上で簡単にできるので価格を把握するのに便利でした。しかも勧誘の電話が一切ありません。査定価格に希望が持てたため、具体的に相談すると、書類の書き方や税金対策などいろいろなサポートが充実しており安心して一任できる雰囲気でした。書類の不備に対しても丁寧にアドバイスしてくれたり、提出を代行してくれたりとこちらの労力はほとんどかかっていませんので満足しています。
引用:minhyo.jp
ネットでサクッと不動産の相場感が掴めるのも、HowMaの大きなメリット。
まだ売ると決めていない時点でも、気兼ねなく利用できます。
最近、両親が亡くなった事もあり、実家が空き家になりました。しかし、実家をそのままにしておくと固定資産税がかかる事もあり、売却を考えたのです。不動産査定業者を探してますが、どこも営業電話が多いと聞くので迷っていたところ、この不動産査定サイトを見つけました。ここは査定をAIが無料でやっているので、営業電話が少ないとの事です。そんな事もあり、このサイトを利用する事にしました。実際に利用してみると、入力はメールアドレスを入れる必要はありますが、匿名性が高いのでこういう類を調べるのに慣れていない私でも使い易かったです。実家の売却価格を査定してみたら、思っていた以上にかなり高い売却価格が出ましたが、人工知能の査定と言う事で本当にその価格なのかが気になるところです。査定後は営業電話はかかってこなかったので、売却価格だけを知りたい時に便利なサイトだと感じています。
引用:minhyo.jp
匿名性の高さと手軽さが両立されているのも、HowMaの強みです。
渡邉さんに「早く成約するためには、周辺の販売状況や買い側の需要などいろいろな要因はあります。しかし成功への近道は、売主自身が不動産会社の査定を正しく解釈して現実的・戦略的な価格を設定していただくことです」とアドバイスいただいたので、いい値付けができたのかな、とひとまず安心しました。
こちらはHawMaで不動産売却をした方のインタビューの一部です。
AI査定金額と不動産のプロの査定金額を参考に現実的な価格戦略をたてられたことを評価しています。
成約価格や売却から成約までのスピードにも満足しているようです。
HowMa(ハウマ)で査定する流れ
HowMaの不動産査定の流れは以下のとおりです。
- HowMa公式サイトのフォームから物件種別を選択
- 物件情報を入力
- メールアドレスを入力して登録完了
- マイページにログインし、査定結果を確認
入力するのは物件情報とメールアドレスのみで、その他の個人情報は不要。
質問数10個、入力時間は最短1分ですぐに結果がわかります。
より確かな査定結果を得るためにも、間取りや築年数などの物件情報は正確に入力しましょう。
登録完了すると入力したアドレスにメールが届き、マイページにログインすると査定結果が表示されます。
マイページでは、査定額の変動履歴や周辺の取引事例データなど、さまざまな情報がいつでも確認できます。
そして最新のAI査定額や、物件エリアの販売数をメールでお知らせしているので、市場状況を把握して売却活動に活かせます。
HowMa(ハウマ)の運営会社
HowMaの運営会社である「株式会社コラビット」は、2015年に国内で初めて不動産のAI査定を開発した不動産テック企業。
代表の浅海 剛氏は、「一般社団法人不動産テック協会理事」でもあり、不動産テック業界の中でも存在感のある企業として認知されています。
在籍する社員には、リクルート、博報堂、ヤフー、野村不動産など、大手企業出身も多く、不動産鑑定士(日本三大国家資格)も2名在籍しています。
株式会社コラビットの会社概要
会社名 |
株式会社コラビット |
代表者 |
浅海剛 |
設立年 |
2011年6月16日 |
所在地 |
東京都港区芝浦1丁目13−10 第3東運ビル 8F |
まとめ
従来の不動産売却を大きく変えるHowMaについて紹介してきました。
- 1億件超の取引データを組み合わせた分析から結果を算出するAI査定
- AI査定に不動産会社によるきめ細かい情報を反映させたコラボ査定
- セカンドオピニオンとして使えるコンシェルジュへの無料相談
特徴的なメリットが多いHowMaの査定をぜひ一度試してみてください。
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