ブルーボックスはペットOKの
賃貸住宅もたくさん。
そこで、まだ飼ってはいないけど
ペットが気になっている方に向けて、
どんなことを準備しておくべきか
ご紹介します。


飼う前に考えておきたいこと

犬や猫を飼い始めたら、15~20年つきあうことになります。子供が飼いたいと言ったから、一目ぼれしたからと気軽に飼い始めるのはおすすめしません。毎日の食事やトイレ掃除など誰がやるのか、きちんとお世話ができるのか、ご家族で話し合って決めてください。
ペットを飼うには、賃貸の場合はペット可物件かどうかはもちろん、周囲の環境が適していることも大切です。犬の場合は近所に散歩しやすい道や公園などがあるか、近所に猫よけ対策をしている家がないかなど、改めて確認してみましょう。

動物を飼い始めるなら

ペットとの出会いは、ペットショップやブリーダー、里親募集の子犬や子猫、保護された動物たちなどがあります。ある程度は事前に飼いたい品種など決めて探し、あとは実際に会ってみて「この子と暮らしたい」と感じた子を引き取るのが愛情も育ちやすく、一緒に暮らしやすいのではないでしょうか。
ペットとして人気が根強く飼いやすいのは犬や猫です。ほかにも熱帯魚やさまざまな小動物、は虫類を飼う人もいます。賃貸でも飼いやすいのは、ウサギやモルモットなど鳴き声やにおいがあまり気にならない小動物でしょう。

犬と猫の飼育数

(一般社団法人ペットフード協会「令和2年 全国犬猫飼育実態調査」より)

犬・猫のほかに飼われている動物

金魚、メダカ、熱帯魚、小鳥、カメ、うさぎ、その他の魚、鯉・錦鯉、
海水魚、モルモット、フェレットなど

(一般社団法人ペットフード協会「令和2年 全国犬猫飼育実態調査」より
2020年過去10年間に飼育していたペット ※現飼育含む)

飼う時にすること

不妊・去勢手術は病気の予防に

犬や猫は妊娠・出産となると一度に数匹産むことになります。たいていの人は飼いきれずに里親を探すことになるので、不妊・去勢手術をおすすめします。まだ幼いうちに手術することで手術費用や身体への負担が少なく済み、マーキング習慣がなくなる、病気の予防にもなります。ペットのためにも手術を考えてあげましょう。

避妊・去勢の時期

予防接種はお早めに

犬の場合は体の大きさや生活習慣、犬種によって五種混合ワクチンや七種混合ワクチンなど、必要な予防接種が異なります。また、「狂犬病予防」は法律で接種が義務付けられているため、ワクチン接種と市町村への登録をしましょう。感染率は低くなりましたが、蚊が媒介する犬フィラリア症の予防もしておけると安心です。
猫の場合は基本的に室内で過ごすため、犬よりも予防接種の数は少なめです。ただし、室内であっても犬と同様に「ノミやマダニ」対策は必要です。マダニから感染する「重症熱誠血小板減少症候群(SFTS)」に感染しないためにも予防しましょう。お住まいの地域によっては定期接種をした方がよい予防接種があることも。いずれにせよ、飼い始めたら早めに動物病院へ相談しましょう。

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