愛知県稲沢市の木工教室KAGURAを営む木村さんに、
DIYで失敗しにくくなるコツを聞いたところ、
細かい段取りをとばさず丁寧に進めると失敗しにくくなると教えてくれました。
木村さんのワンポイントアドバイス
左右両方から中央を図る
例えば、引き出しに取っ手をつける時、板の横幅の半分を片側からのみ図って印をつけると、板の歪みやメジャーのズレなどによって中央がズレてしまい、仕上がりに影響してしまいます。このとき、両側から図ることで、より正確に中央がどこになるのか印をつけることが出来ます。
木村さんのワンポイントアドバイス
表にしたい面の目印を書く
木材は天然素材だからこそ、表情が裏表で異なります。表にしたい面をしっかりと見比べて選んでおくと、より綺麗な仕上がりになります。ただ、決めておくだけでは、作っているうちに間違えてしまうため、側面にどちらが上なのか目印をつけておくようにしましょう。
木村さんのワンポイントアドバイス
木材を購入する前に
木材を購入する前にサイズを決めます。
例えば箱を作るなら
- 収納したいもののが収まるよう内側のサイズを決める
- 木材の厚みも考慮する
- カットする時に削れてなくなる分も数ミリ考慮する
などに気を付けながら設計図を描きましょう。最初にサイズを決めてから木材を買うことで、無駄なく使えるのでおすすめです。
DIY教室の体験コースに参加すると、
上記のほかにも注意するポイントがわかるようになります。
DIYを始めたい方、作りたいものがある方は、
参加されてみてはいかがでしょうか。
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- 木村 晃大さん
- 家具デザイナーとして長年勤務されたのち、オーダー家具を作るように。
今は木工教室を運営されています。
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- 木工教室KAGURA
- 〒492-8228
愛知県稲沢市奥田大門町43-2 - お店の詳細はこちら
設計図を板に描いておく
椅子などを作る時、木工教室KAGURAでは、原寸の設計図を板に描くようにしています。紙ではなく板に描くことで、制作途中のものと照らし合わせて確認しやすく、間違いにも気づきやすい、左右同じものを作るときにも便利などのメリットがあります。